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FAX.04-7143-7139 千葉県柏市高田1116-46
樹脂押出成形とは、加熱して溶融させた樹脂を金型(ダイ)から押し出して、連続的に特定の断面形状を持つ製品を形成する加工方法です。この技術は、長尺の製品や同一断面形状の製品を効率的に製造するのに非常に適しています。
長く連続した形状の製品を成形し、ご要望の長さにカット致します。
チューブやパイプ、シートなどの製造に使用されます。
藤井製作所ではインサート押出成形をはじめ、異形、多層構造、中空パイプ、異形状など様々な押出成形品の製造に実績とノウハウがあります。
また、最近では金属を挿入したインサート押出成形のご要望を多くいただいております。
他工法からの工法転換技術としても押出成形は注目を集めています。
弊社では口金の設計製作、押出から2次加工までを一貫とした生産体制を構築しています。
対応可能範囲 | ||
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対応材質 | 精度 | サイズ |
PVC (主に軟質) PP PE PS ABS 熱可塑性エラストマー エンジニアプラスチック |
±0.3~0.5 (サイズに依る。あくまで基準値) |
パイプ 異形品 直尺 |
藤井製作所では研究開発及び開発支援を積極的に図っております。
企業や産学との連携など理想を現実に変えていくために、
お困りなことなどあれば是非お声がけをお待ちしております。
01
材質の研究開発
実績のないものあっても形状など考慮、検討のうえ対応が可能であれば試作も承ります。
その上で形状、寸法の安定性などを確認し量産が可能かどうかを検討させていただきます。
脱炭素化社会とのことで生分解性樹脂のコンパウンドや、PETの再生材、PPOにPS材を混ぜ耐熱性を持たせた樹脂など社会に迎合するための樹脂や機能性を持たせた樹脂などもお話しいただいております。
02
形状の研究
例えば・・・・
藤井製作所で製造しているガソリンスタンドなどの埋設管ではPEだけではなく、ガスバリア性に優れた樹脂を組み込むことでガソリンが揮発し管より漏れ出すことなく、安全に各スタンドの地下に使用されています。
電線やケーブルなどを保護するパイプではフッ素を組み込むことで摩擦係数を抑え滑り性を高めることが可能です。
異種材を接着するための樹脂を組み込むことで上記のような素材もうまく組み込んだ成形が可能です。
03
工法転換の研究
例えば・・・・
射出成形→押出成形
押出成形+プレス加工+組み立て→インサート押出成形
藤井製作所で製造をしているドアトリム、魚の骨のような芯材をインサートした成形を行うことで
骨の部分と樹脂が成形の流れで噛み合い接着剤を使わず強固に結びつけることを可能としています。
金属インサート押出成形
フィルムカバー押出成形
パイプ(多層)
などなど、ご要望に応じた樹脂パイプを押出成形にて製造いたします。
複数の機能性を持たせた多層パイプの成形も可能です。
異形押出成形
試作対応は可能ですか。
有型の使用や当社設備で対応出来るかで変わりますが対応としては可能です。
また、現在の設備で対応が出来ない場合設備面含めご検討いただければ対応が可能な場合がございます。
どのような材料での成形が可能ですか。
主には軟質PVCや熱可塑性エラストマーを得意としております。その他汎用樹脂についても成形自体は可能です。
特殊な樹脂につきましてはご相談いただければ検討をさせていただきます。
成形後の後加工は可能ですか。また、どのようなものを行っていますか。
端面にRをつけるなどの手加工、穴開けなどの機械加工、切り欠きなどのプレス加工、端面の溶着など、サイズや材質諸々を鑑み、対応可能な場合がございます。
ただ、ものによっては金型や治具が必要な場合もございます。
また表面処理など当社では行えないものについては別途協力企業様での対応となります。
印字・刻印は可能ですか。
材質・印字のデザインによっては対応可能な場合がございますが、ロゴや複雑なものだとお受けできない場合がございます。
また、ライン上での印字になるので後加工では対応が難しいです。
最大サイズはどのぐらいですか
現在対応が出来るラインですと100㎜前後までとなります。
大物についてはラインの全体的な再構築が必要なためご相談を検討の上回答をいたします。
樹脂の押出成形は、プラスチックやその他の樹脂材料を加工するための代表的な手法の一つです。
加熱した原料を加圧して金型に通し一定の断面形状を成形する製造方法です。
長く連続した形状の製品成形し、ご要望の長さにカット致します。
チューブやパイプ、シートなどの製造に使用されます。
押出し成形のメリット | ①成形品の表面が滑らか(仕上げ不要)②連続して成形可能等があげられます。 |
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押出成形品の利用用途 | 押出成形品は、建材、家具、自動車、電車、家電など、様々な場所に使用されています。 |
多層押出成形についての情報と加工例。耐食性・可とう性等の利点から、鋼管に代わる配管としてポリエチレン管が注目。
内・外側の材質を変える事ができる他、内側に自由にカラーリングを行える等、様々な要望に対応しています。樹脂配管は石油用地下埋設管として、海外で多く採用されています。
合成木材押出成形についての情報と加工品例、基本物性(合成木材・針葉樹)の一覧。
木材資源利用による地球温暖化対策として使用されるなど、プラスチックの使用量そのものを軽減する目的として採用されています。
押出成形品は自動車にも数多く利用されています。
①押出成形のトラブルと対策
②ポリエチレン樹脂の成型不良対策
③PVCの成型不良対策
→詳しくはこちら株式会社 藤井製作所
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