藤井製作所プレス加工一貫生産・樹脂成形・両技術の融合
株式会社 藤井製作所

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樹脂パイプ成形(多層押出成形)

樹脂パイプ成形(多層押出成形)

オーダーメイドによるパイプ製造

・規格品ではサイズがない
・規格品ではカラーがない
・機能性を持たせたパイプがほしい

などなど、ご要望に応じた樹脂パイプを押出成形にて製造いたします。

多層押出成形による樹脂パイプ製作について

昨今、耐食性・可とう性・軽量化などの利点から鋼管に代わる配管としてポリエチレン管が注目されています。

弊社では、2層~3層構造のパイプ製造技術を有しており、それにより内・外側の材質を変える事ができる他、内側に自由にカラーリングを行える等様々な要望に対応する事ができます。

成形事例① 汎用樹脂+フッ素樹脂 (撥水性を追加)

外側はコストを抑えた汎用樹脂にて、内面のみ撥水性、バリア性の機能のあるフッ素樹脂を利用しました。

成形事例② ポリエチレン+潤滑性樹脂 (潤滑性を持たせる)

外側はコストを抑えた汎用樹脂にて、内面は潤滑性を持つ樹脂にてケーブル等を引き込みやすくする工夫を行いました。


石油用地下埋設管

1層から3層構造の樹脂パイプの製造技術により"多機能樹脂パイプ"を実現しました。その一例として石油用地下埋設樹脂パイプがあります。

石油用地下埋設管は、古くはスチール管が採用されていましたが、腐食が原因と見られる漏洩事故が多数発生しており環境面から防止策が求められています。
更に“スチール管は必ず腐食する”との認識から、樹脂配管は米国で100%・欧州で80%の採用率となっています。

このような背景を受け、この多機能樹脂パイプは初の国産化を実現し、内層にガソリンバリアー性の高い機能樹脂をコーティングした3層構造になっており、優れたバリアー性を発揮しています。

外層にはガス配管で実績の有るPEを採用し、耐腐食性・耐圧性・耐震性などに優れ、内層・外層と併せ多機能樹脂パイプとしての役割を果しています。

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