藤井製作所プレス加工一貫生産・樹脂成形・両技術の融合
株式会社 藤井製作所

04-7143-7136

FAX.04-7143-7139 千葉県柏市高田1116-46

3DプリンターによるFRP製品製作

作りたいモノを手軽に製作いたします!

弊社では最新の3Dプリンターを導入し、カーボンファイバーを混ぜ込んだ3Dプリントを行うことができます。
カーボンファイバーを使用した成形品はアルミニウムとほぼ同等の引張強度を持っております。

弊社で製作する3Dプリント製品はこの材料を使用しているため、軽量で高い強度が必要とされる部品や冶具、固定具などを製造することができます。
カーボンファイバーを材料として作られた3Dプリンタ製品は強度だけでなく、耐熱性・耐油性などにも優れており、様々な用途への活用が可能です。

弊社3Dプリント品の特徴

樹脂材料で製品を積層成形していき、その中に長繊維材料を混ぜ込んでいく形式の3Dプリントを行います。
使用できる繊維材料は多岐にわたり、カーボンファイバーとケブラー、ガラスファイバー、高耐熱高耐圧ガラスファイバーの4種類が使用可能です。

  • ↑(左上)高耐熱高耐圧ガラスファイバー (右上)ケブラー (左下)ガラスファイバー (右下)カーボンファイバー
  • ↑カーボンファイバーが混ぜ込まれた層

樹脂材料に関しても、 ナイロン材 と ナイロン材に微細なカーボンファイバーを混ぜた炭素繊維複合材 の2種類のフィラメントを使用可能な為、用途に応じて様々な活用ができます。 (材料特性についてはページ最下部に記載)

カーボンファイバーを使用した製作品については、引張強度が同等であるアルミニウム材と比較すると、重量で約1/3の軽量化を実現できます。

また、長年の金属加工事業において培ってきた加工技術を駆使することで、成形品の中で精度が必要とされる部分については、仕上げ加工を行うことで精度を出すことができます。

各種3Dモデルデータがあれば簡単に成形をすることが可能ですのでお気軽にお問合せください。
また、弊社では従来から金属加工・樹脂成形事業を行っておりますので、製品試作だけでなく量産対応に至るまでのワンストップでの対応が可能です。

製作事例

  • 3Dプリントの特徴である一体成形品(onyx)
    つなぎ目のないチェーン構造
  • (左)アルミプレート460g (右)3Dプリント成形品124g
    同形状における比較で約1/3の軽量化を実現
  • ドローンボディ
    材質:onyx サイズ:159*116.7*37
    3次元形状の製品表面も滑らかに製作可能
  • ルーク(塔)
    材質:onyx サイズ:34.3*34.3*57.7
    モデル内部のらせん階段形状もサポート材無しでしっかりと再現

成形対応サイズ

造形サイズ: W320*D132*H154(mm)

積層ピッチ:0.1、0.125、0.2から選択可能


材料特性

onyx ナイロン カーボンファイバー ケブラー ガラスファイバー 高耐熱高耐圧
ガラスファイバー
曲げ強度(Mpa) 81 32 470 190 210 420
曲げ剛性(Gpa) 2.9 0.84 51 26 22 21

成形可能材質

樹脂材料

onyx 高耐熱(145℃)のマイクロカーボン強化ナイロン。ナイロンの靭性・繊維の合成を持つ。
ナイロン 柔軟で耐衝撃性を持つ。高い柔軟性・低い作動摩擦を必要とする用途に最適。

繊維材料

カーボンファイバー 強化繊維の中で重量比に対して最も高い強度を持つ。機械加工されたアルミニウムに変わる部品にも最も適している。
ガラスファイバー 費用対効果に優れた強化繊維。エントリーレベルの連続繊維として最も適している。
高耐熱高耐圧ガラスファイバー 強度と耐熱性に優れたガラスファイバー。
ケブラー 柔軟性と対磨耗性を持つ繊維素材。耐衝撃性に優れ、繰り返し荷重を受ける製品に最適。