押出成形後の追加工

端面を処理することで防錆効果や端部の保護及び劣化を抑制する効果などがあります。
写真のように端末を溶かし処理するものもあれば薬剤を塗布するケースもございます。

押出成形品を射出成型機に入れ端末にインジェクション成形を行う。
両方の材料は同じものになるが押出成形・射出成型それぞれの特性を併せることが出来る。

端面と端面を治具を使い正確に重ね合わせ溶着を行います。
素材や形状によって治具の仕様が出来ないこともこざいますが、正確にお仕上げいたします。

①では機能性・加飾性や手触りを重視するものには成形品の表面に布やブラシなどのシールを貼っています。
②ではエプトシールで様々な機能性を持たせることで成形品に更に付加価値を持たせています。
また両面テープを表面に貼ることで特に建材関係などでは施工の手間を省くことに繋がります。

長尺、長巻のものをご指定の寸法にカットいたします。
寸法が1種であれば押出成形の一連の流れでカットいたしますし、2種、3種と複数に渡る場合でも治具に当てながらカットいたしますので数量の多いものにも対応可能です。

樹脂の特性や成形品の形状などを考慮し、厚み、抜きの方向などによって力加減を調整しプレスを行います。
プレス加工用の金型もご要望に応じ設計製造することが可能です。
長巻のものも写真のように再び巻取り梱包いたします。

ボール盤を使用してご指定の径や間隔に穴を開ける後加工です。
水抜きやエアー抜きとして開ける用途にも用いられます。
その後溶着加工を行う製品もあります。

写真はプリントタイプの印字加工のサンプルです。
他にもレーザーで焼付する刻印タイプ(焼き付けるので淡い色の方が視認性が高い)も可能ですので製品名・品番、ロットNo,、社名などを成形品へ印字を行い付加価値を高めます。

押出成形を行った隙間部分に接着材料を注入することにより、金属や樹脂のエッジ部分に被せ保護をする際、剥がれ落ちないような役目を付加することが可能です。
非有機溶剤であり不燃性で環境にも優しい接着剤料を使用しております。