藤井製作所プレス加工一貫生産・樹脂成形・両技術の融合
株式会社 藤井製作所

04-7143-7136

FAX.04-7143-7139 千葉県柏市高田1116-46

ステンレス(SUS304)プレス加工のポイント

ステンレス(SUS304)のプレス加工にノウハウ

材質比較 SUS304/ SUS430

機能性 比較 説明
耐食性・耐熱性 SUS304 > SUS430 一定の値を持っているのでサビにくいが304の方がよりサビに強い。
光沢 SUS304 > SUS430 ニッケルが含有されている304の方が光沢が強い。
加工のし易さ SUS304 < SUS430 304の方が硬い為、加工は430の方が比較的し易い。
コスト SUS304 < SUS430 430の方が比較的安価である。
磁性 SUS304 ほぼ無し 基本的には磁性を持たないが加工を行った箇所に僅かに磁性を帯びることもある。
SUS430 帯びている フェライト系ステンレス鋼の特性として磁性を帯びている。

SUS304プレスの難しさ

硬いため処理がし難く精密で細やかな加工が求められるものだとより難易度が増します。 衝撃や熱を加え急速に冷やされることで箇所がマルテンサイト化してしまい更に硬化し割れなどの危険性や帯磁の可能性が生じます。 材料だけでなくプレスマシンのパンチ・ダイに欠けや刃こぼれが発生してしまうので他の素材に比べ定期的なメンテナンスがより必要になります。

硬化することで割れやすくなってしまい、 よって曲げ・絞りの加工で場合、力のかけ方や速度に注意をしないと亀裂が入ることもあります。 溶接し箇所が熱を帯びることで粒界腐食が起きサビに繋がってしまう可能性が生じます。

藤井製作所のSUS304加工なら

弊社のプレス加工は衝撃や熱を与えないように特にインパクトの瞬間は出来るだけスロー・制動するよう設定。 そうすることによって可能な限りデメリットを生み出さないようにしています。
SUS430などの一定の硬度を持つ素材や板厚のあるものも同様に、出来るだけ素材やマシンにダメージを与えない加工を行っており、精密で細かなSUS304加工が可能です。

製作事例

藤井製作所で製作した製品の一部をご紹介致します。