藤井製作所プレス加工一貫生産・樹脂成形・両技術の融合
株式会社 藤井製作所

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押出成形とは?異形・多層・金属インサート成形にも対応

藤井製作所の押出成形について

樹脂押出成形とは、加熱して溶融させた樹脂を金型(ダイ)から押し出して、連続的に特定の断面形状を持つ製品を形成する加工方法です。この技術は、長尺の製品や同一断面形状の製品を効率的に製造するのに非常に適しています。
長く連続した形状の製品を成形し、ご要望の長さにカット致します。 チューブやパイプ、シートなどの製造に使用されます。 藤井製作所ではインサート押出成形をはじめ、異形、多層構造、中空パイプ、異形状など様々な押出成形品の製造に実績とノウハウがあります。
また、最近では金属を挿入したインサート押出成形のご要望を多くいただいております。
他工法からの工法転換技術としても押出成形は注目を集めています。 弊社では口金の設計製作、押出から2次加工までを一貫とした生産体制を構築しています。

対応可能範囲
対応材質 精度 サイズ
PVC (主に軟質)
PP
PE
PS
ABS
熱可塑性エラストマー
エンジニアプラスチック
±0.3~0.5
(サイズに依る。あくまで基準値)
パイプ
異形品
直尺

押出成形のご相談はこちら
押出成形の研究開発のイメージ 押出成形の研究開発のイメージ

藤井製作所では研究開発及び開発支援を積極的に図っております。
企業や産学との連携など理想を現実に変えていくために、
お困りなことなどあれば是非お声がけをお待ちしております。

藤井製作所は押出成形の新たな用途を
お客様と共同研究開発

試作・研究開発のご相談はこちら

01

材質の研究開発

押出成形材質の研究開発のイメージ
ご要望例:材料の混練(汎用樹脂にセラミックを混ぜ込みたい)
Answer:材料メーカーと連携し、材料からオーダーメイドにて提供

実績のないものあっても形状など考慮、検討のうえ対応が可能であれば試作も承ります。
その上で形状、寸法の安定性などを確認し量産が可能かどうかを検討させていただきます。
脱炭素化社会とのことで生分解性樹脂のコンパウンドや、PETの再生材、PPOにPS材を混ぜ耐熱性を持たせた樹脂など社会に迎合するための樹脂や機能性を持たせた樹脂などもお話しいただいております。

02

形状の研究

押出成形試作の形状の研究のイメージ
ご要望例:多層材質構造により複数の機能性を付与したい
Answer:多層パイプによる複数材質構造で多機能パイプの実現

例えば・・・・
藤井製作所で製造しているガソリンスタンドなどの埋設管ではPEだけではなく、ガスバリア性に優れた樹脂を組み込むことでガソリンが揮発し管より漏れ出すことなく、安全に各スタンドの地下に使用されています。
電線やケーブルなどを保護するパイプではフッ素を組み込むことで摩擦係数を抑え滑り性を高めることが可能です。 異種材を接着するための樹脂を組み込むことで上記のような素材もうまく組み込んだ成形が可能です。

03

工法転換の研究

押出成形試作の工法転換の研究のイメージ
ご要望例:従来の加工方法から押出成形にすることで生産効率をアップしたい
Answer:従来の加工方法から押出成形にすることで生産効率をアップしたい

例えば・・・・
射出成形→押出成形
押出成形+プレス加工+組み立て→インサート押出成形
藤井製作所で製造をしているドアトリム、魚の骨のような芯材をインサートした成形を行うことで
骨の部分と樹脂が成形の流れで噛み合い接着剤を使わず強固に結びつけることを可能としています。


押出成形の技術紹介

多層押出成形

金属インサート押出成形
芯金と呼ばれる鋼板を樹脂の中にインサートした2重押出成形品です。弊社では、この芯金の金型製作・芯金製造から押出成形まで自社工場内で行っております。

金属インサート押出成形

フィルムカバー押出成形
予め意匠印刷を行った熱可塑性樹脂フィルムあるいはシート等を成形時にカバーすることで一体成形を行う手法です。
印刷フィルムにより、光沢、艶消し、パターン、柄などの表面加飾を行うことができます。保護材や装飾の目的で利用されています。

パイプ(多層)

パイプ(多層)

  • 規格品ではサイズがない
  • 規格品ではカラーがない
  • 機能性を持たせたパイプがほしい
  • などなど、ご要望に応じた樹脂パイプを押出成形にて製造いたします。
    複数の機能性を持たせた多層パイプの成形も可能です。

共押出(多色)

共押出(多色)
複数の樹脂を成形時に投入し、同時に成形を行うという技術であり二色押出成形とも呼ばれます。
複数台の押出機に原料を投入し型を通して成形を行います。(上)TPO+(下)PVC

木炭プラスチック成形

異形押出成形
複雑な断面形状でも押出成形では成形ができ、コの字型やそれより更に複雑な断面でも金型さえ作成すれば成形可能です。窓枠や、自動車のトリムなどにも利用されています。

押出成形事例

パイプチューブ成形

パイプ、チューブ等の押出成形 事例

機能性 各種バリア性向上、耐久性向上、耐薬性向上、耐磨耗性向上、防水性向上、軽量化、など。 多層で成形することにより2種類の機能を組み合わせ持たすことが出来ます。
材 質 PP、PE、ABS、PVC、PS、エラストマー樹脂などあらゆる汎用樹脂やエンジニアプラスチック等にも対応
希望材質を相談下さい。    
用 途 埋設管、配管、ダクト、カバーなどとして使用
軟質押出成形

軟質押出成形 事例

機能性 取り付け製品の保護、相手物への損傷保護、防塵、止水、防振など。
材 質 PP、PE、ABS、PVC、PS、エラストマー樹脂などあらゆる汎用樹脂やエンジニアプラスチック等にも対応
希望材質を相談下さい。    
用 途 モール、製品保護材、装飾、レール、カバー、フレーム、各種建築用資材などとして使用。

金属インサート押出成形 事例

機能性 防錆、補強、製品保護など
材 質 PP、PE、ABS、PVC、PS、エラストマー樹脂などあらゆる汎用樹脂やエンジニアプラスチック等にも対応
希望材質を相談下さい。金属はSUS、SPCC等 その他もご相談下さい。    
用 途 自動車用ウェザーストリップ、ドアモール、トリム、ウエルト、建築系ガスケット、水切り材、パッキン、レールなどとして使用。

藤井製作所の押出成形Q&A

Q

試作対応は可能ですか。

A

有型の使用や当社設備で対応出来るかで変わりますが対応としては可能です。
また、現在の設備で対応が出来ない場合設備面含めご検討いただければ対応が可能な場合がございます。

Q

どのような材料での成形が可能ですか。

A

主には軟質PVCや熱可塑性エラストマーを得意としております。その他汎用樹脂についても成形自体は可能です。
特殊な樹脂につきましてはご相談いただければ検討をさせていただきます。

Q

成形後の後加工は可能ですか。また、どのようなものを行っていますか。

A

端面にRをつけるなどの手加工、穴開けなどの機械加工、切り欠きなどのプレス加工、端面の溶着など、サイズや材質諸々を鑑み、対応可能な場合がございます。
ただ、ものによっては金型や治具が必要な場合もございます。
また表面処理など当社では行えないものについては別途協力企業様での対応となります。

Q

印字・刻印は可能ですか。

A

材質・印字のデザインによっては対応可能な場合がございますが、ロゴや複雑なものだとお受けできない場合がございます。
また、ライン上での印字になるので後加工では対応が難しいです。

Q

最大サイズはどのぐらいですか

A

現在対応が出来るラインですと100㎜前後までとなります。
大物についてはラインの全体的な再構築が必要なためご相談を検討の上回答をいたします。

押出成形とは

樹脂の押出成形は、プラスチックやその他の樹脂材料を加工するための代表的な手法の一つです。 加熱した原料を加圧して金型に通し一定の断面形状を成形する製造方法です。
長く連続した形状の製品成形し、ご要望の長さにカット致します。
チューブやパイプ、シートなどの製造に使用されます。

押出成形のメリット

  • 大量ロットで成形する場合にコストメリットが出せる
  • 同断面形状の様々な長さの製品を一つの金型でできる
  • 射出成形型に比べ金型代が安価
  • 連続的、かつ安定的に同形状の製品が製造可能
  • 射出成形に比べ長尺物の成形が容易にできる

押出成形のデメリット

  • 基本的に同断面形状ではないと成形が不可能
  • 金型を必要とするため、小ロットの製品にはコストメリットが出しづらい

樹脂押出成形手順

樹脂押出成形の手順
  1. 押出機に投入された材料が加熱、ドロドロに溶け「ところてん」のように押し出され金型へ向かいます。
  2. 押出機内で溶かされた材料が、各金型が持つ形状となります。
  3. 水槽にて、金型から形状にとなって出て来たものを、冷却し、形状を整える。
  4. 成形されたものを運び引っ張りの強弱で寸法を調整します。
  5. 切断機にて、お客様の希望する寸法にカットします。
押出し成形のメリット ①成形品の表面が滑らか(仕上げ不要)②連続して成形可能等があげられます。
押出成形品の利用用途 押出成形品は、建材、家具、自動車、電車、家電など、様々な場所に使用されています。
 
比較項目 押出成形 射出成形 ブロー成形
基本原理 加熱した原料を金型(ダイス)に連続的に押し出す 加熱溶融した樹脂を金型に射出・充填する チューブ状の樹脂を金型内で膨らませて成形する
製品の形状 連続した一定断面形状(長尺) 複雑な3次元形状 中空形状(ボトル等)
代表的な製品例 チューブ、パイプ、シート、異形材 部品、ケース、コネクタ等 ボトル、タンク、容器
金型の種類・コスト ダイス(比較的低コスト) 射出成形金型(高コスト・複雑) ブロー金型
生産方式 連続生産(長さを自由にカット可能) 1個ずつのショット生産 1個ずつの中空生産
代表的な用途業界 建材、自動車部品、医療チューブ等 自動車、家電、医療機器部品 飲料容器、化学容器

他にも特殊押出成形が可能

多層押出成形

多層押出成形

多層押出成形についての情報と加工例。耐食性・可とう性等の利点から、鋼管に代わる配管としてポリエチレン管が注目。
内・外側の材質を変える事ができる他、内側に自由にカラーリングを行える等、様々な要望に対応しています。樹脂配管は石油用地下埋設管として、海外で多く採用されています。

合成木材押出成形

合成木材押出成形

合成木材押出成形についての情報と加工品例、基本物性(合成木材・針葉樹)の一覧。
木材資源利用による地球温暖化対策として使用されるなど、プラスチックの使用量そのものを軽減する目的として採用されています。

木炭プラスチック押出成形

木炭プラスチック押出成形

千葉県特産のサンブスギ木炭を活用した木炭プラスチックです。
プラスチックでありながら木炭の特性を持つ素材。導電性・脱臭性・遠赤外線効果があります。

利用用途:自動車業界

押出成形品は自動車にも数多く利用されています。

自動車業界の押出成形

成形不良の種類と対策

①押出成形のトラブルと対策

  • スパイダーマーク
  • フィッシュ・アイ
  • メルトフラクチャー
  • サージング-脈動
  • プレートアウト
  • 目ヤニ
  • ブルーム、ブリード
  • マイグレーション

②ポリエチレン樹脂の成型不良対策

③PVCの成型不良対策

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